ひみつつうしんのカードダス自販機

90年代のカードダス、PPカード、バンプレストカード等を紹介するブログです。

ファイナルファイト2 カードダス リスト

まずは番号確認用の画像リストから。
1→2→3
4→5・・・と並んでいる。
 
以上の通り、キラ3種、ノーマル18種のコンパクトな構成だ。1箱で3コンプできるため、当初はコンプ品が手に入りやすかったが近年は割と難しい。
 
キャラはドット絵ではないが、背景がゲーム絵なので全体的な印象がゲームそのものである。ゲーム好きの方にも刺さる良カードと言えよう。ただ、1弾で終了してしまったことがもったいなく、名作だけにシリーズ化してマイティファイナルファイトまで出して欲しかった。
 
近年、レトロゲームの人気上昇と共に、これらゲーム系カードダスも軒並み価値が高まっているように思う。ファイナルファンタジーストリートファイターを筆頭に、手に入りやすかったタイトルも15年前の2倍程度には上がっている気がする。
 
なお、カードにはFinal Fight2と英語表記されているが、箱にはファイナルファイト2とカタカナ表記されている。これはファイナルファンタジーストリートファイターでも同じで、箱に英語だけでタイトルが表記された作品は90年代には見られない。駄菓子屋のお婆ちゃんに寄り添ってのことなのだろう。
 
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デジモンアドベンチャー02 カードダス パート1 リスト

まずは番号確認用の画像リストから。
1→2→3→4
5→6・・・と並んでいる。
 
前回紹介したデジモンアドベンチャーカードダスは、パート2で箔押しカード、パート3で両面プリズム、パート4で隠しプリズムと、弾が進むたびにレアカードを変更していた。これは作中要素の進化を表現しているのだろう。
 
02のカードダスは、キラ6種、ノーマル36種とオーソドックスな構成に戻る。しかしパート2で両面キラ、ファイナルエディションでキラ10種と新たな進化を続けていく。
 
イラストは力強くシンプルだ。新たな主人公達と先代を紹介し、新世代が2枚ずつ紹介されている。
 
主人公とパートナーにはトレードカラーが使用され、カード1枚としてのまとまりが良い。一方、後半のデジモンは背景とキャラが対照色の場合が多い。背景、キャラ共に色濃く、野生味と生命力あふれるカードとなっている。
 
ちなみに、デジモンアドベンチャー02は今秋新作映画が予定されている。大人になった主人公達は我々にどんな物語を見せてくれるのか。これを機にカードダスも新作が生まれたら激アツである。願わくば来場特典カードダスを用意して欲しい。東映アニメフェアのあの興奮を再び味わいたい。
 

デジモンアドベンチャー カードダス パート3 リスト

まずは番号確認用の画像リストから。

85→86→87→88

89→90・・・と並んでいる。

 
以上の通り、パート3はキラ6種、ノーマル36種の構成だ。デジモンアドベンチャーのカードダスは全4弾発売されており、前記事からの続きで流れを述べたい。
 
1998年にカードダス化されたデジモンであったが、翌年にアニメ「デジモンアドベンチャー」が大ヒット。ポケモン卒を狙ったデジモンであったが、アニメはさらに下の年齢も対象としており、ここでバンダイは方針を分ける。
 
カードダスはペンデュラムを継続せず、デジモンアドベンチャーを商品化。明確に丸みを帯びた低学年向けのキャラクターと、高学年男子を狙った力強いキャラクター、いずれにせよ小学生向きである。今までのデジモンが持っていたどことなくダークな雰囲気は薄まり、従来のファンにどう受け止められていたかは少し気になるところ。
 
そして、今までの格好可愛い雰囲気を踏襲した「カードダスEX  デジタルモンスターカードゲーム」を商品化。拾い画で申し訳ないがこちらである。

 

 

こちらは枠のデザインこそ異なるが、イラストの雰囲気は明確に最初期デジモンの方向性。この住み分けが、現在まで続く長寿シリーズを生み出したと言える。卒ポケモンではなく、卒デジモンアドベンチャーの小学生たちが中高生になってカードゲームに移行するという、超効率の自社コンボを可能としたのだ。

 

さて、それでは本記事のデジモンアドベンチャーカードダスパート3の紹介に移ろう。ダークマターズが登場し、両面キラを搭載した第3弾。99番と100番が共に両面キラだ。またノーマルがパノラマ仕様となっており、カードダスの魅力をふんだんに詰め込んでいる。パート2に引き続き、人物キャラクターが少ないのも特徴的であり、先程小学生向きとは言ったものの、全体的に大変硬派である。

 

次はデジモンアドベンチャー02のカードダスにふれたい。

 
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デジタルモンスター カードダス パート2 リスト

まずは番号確認用の画像リストから。

97→98→99→100

101→102・・・と並んでいる。

以上の通り、キラ6種、ノーマル36種の構成。また、ノーマル4枚で1枚絵を作るパズルカードもある。
 
中途半端にパート2からの紹介となってしまったが、デジモンカードの割と複雑な構成に1度触れておきたい。初めに言っておくと、今回は長くなる。ちなみにだいぶアバウトなので、間違えに気づいた方はどうか教えてほしい。
 
デジタルモンスターは1997年に登場した携帯ゲームだ。たまごっち的な育成ゲームで、ver1からver5まで発売された後、1998年に後継のペンデュラムが発売された。その後も後継機が続く中、1999年1月にはゲーム「デジモンワールド」、1999年3月にはTVアニメ「デジモンアドベンチャー」が発表され、このアニメが完全に火をつけた。デジモンは今もカード化の続く超人気シリーズであり、コレクションに生涯をかけられるだけの量がある。むろんレアカードはしっかりと高い。
 
怒られるくらい大雑把な分け方をすると
①カードダス
②旧カードゲーム(カードダスEX)
③カードゲームα
④現行のカードゲーム
である。バンダイからシールも発売され、ゲーム機排出のものもある。マルミヤや森永にも商品があるが、とりあえず回を分けてこれら4点だけ説明していきたい。
 
はじめに発売されたのが、1998年のカードダスだ。デジタルモンスターver1からver5に加え、当時最新のデジモンペンデュラムから収録。なんと初弾にして96種というとんでも構成である。しかも数値違いまで用意され、人気シリーズを作らんとするバンダイの気合いが伺えよう。 
 
デジモンポケモン卒年代を狙った作品で、キャラクターはどことなくダークな雰囲気を持ち、格好良くて可愛い。この方向性はアニメ化前から存分に刺さっていた筈で、バンダイ側の売りたい意図もあったと思うが、カードダスがパート3まで続いている以上、やはり売上が立っていたに違いない
 
このブログで紹介するパート2は、デジモンver1からver5を補完し、デジモンペンデュラム2のディープセイバーズも収録している。
 
続くカードダスパート3では、デジモンペンデュラム3のナイトメアソルジャーズが収録されている。しかしパート4までは続かなかった。アニメ化が起きたからである。
 
さて、長くなりすぎると良くないので、続きは次のブログ、デジモンアドベンチャーパート3でお話ししよう。
 

ゲゲゲの鬼太郎 バンプレスト カード リスト

まずは番号確認用の画像リストから。

1→2→3

4→5・・・と並んでいる。

 
キラ6種、ノーマル36種の構成。バンプレストでは珍しいドットプリズムを使用し、蛍光ギミックまでつけた贅沢なキラである。なお、蛍光はノーマルにも採用されている。

 

1992年の発売だが、この年に新シリーズは放映されていない。再放送を狙ったのか、チャレンジングな商品であることに間違いはない。

 

シンプルなデザインと見やすい配色、枠を飛び越える立体感と躍動感。基本に忠実かつ高い質をもって完成度の高いカードとなっている。

 

後続のカードは猫娘ねずみ男がレアカードの鉄板だが、こちらのカードは一反木綿、ぬりかべ、目玉親父の単品キラを用意している。

 

ただしカードダス、PPカード、バンプレスト含め、最後までキラは鬼太郎の仲間のみだった。この点を補完したのが2022年のイベント「えのしま妖怪島」である。このイベントで用意されたカードは平成カードダスを思わせる素晴らしい出来栄えだ。収録キャラも幅広く、興味のある方はぜひ追ってみてほしい。

 

ゲゲゲの鬼太郎 カードダス リスト

まずは番号確認用の画像リストから。

1→2→3

4→5・・・と並んでいる。

1996年発売、キラ6種、ノーマル36種の作品だ。画像を見ると分かる通り、キラは鬼太郎寄りのラインナップ。代わりにノーマルは幅広く、動きのあるイラストが多い。

アマダがビビッドカラーで攻めてきたのに対し、バンダイは枠を暗くし、背景を薄めにしている。個人的にはバンダイの方針が望ましかったように思う。鬼太郎キャラは全体的にカラーが渋めであり、背景が鮮やかだとキャラが目立ちにくいからだ。

しかし、目を惹くためには目立たせなくてはならない。この子供向け特有の問題に、両社の製作者は悩みに悩んだことだろう。

次回はバンプレストを紹介する。

 
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ゲゲゲの鬼太郎 アマダ P.Pカード リスト

まずは番号確認用の画像リストから。

1→2→3

4→5・・・となっている。

 

PPカードは1996年発売。キラ6種、ノーマル36種の構成。キラは角プリシールタイプと擬似角厚紙タイプがあり、シールタイプの方が集めにくい印象がある。

 

ゲゲゲは専用コレクターも多く、いずれは誰かがまとめてくれるように思うので、自分は他作も含めた流れの部分を紹介したい。

 

ゲゲゲの鬼太郎は過去6回アニメ化されており、こちらはその4期をカード化したものだ。

 

鬼太郎が放映されたフジテレビの日朝アニメは、初めは11〜18歳を意識していたように思う。初作品は蒼き伝説シュート、次作は空想科学世紀ガリバーボーイ。これら2作は幼児や小学校低学年よりも、上の層を狙っていたはずだ。

 

一方、鬼太郎は国民的キャラクターだ。「鬼太郎の声は悟空だったんだぞー」とお父ちゃんが小ネタを披露することもできる。日曜朝の作品としては最強の作品である。

 

二世代交流の強さを感じたフジテレビは、ゲゲゲの鬼太郎の後にひみつのあっこちゃんを放映。今度は母娘二世代を狙ったわけだ。

 

その後、デジモンシリーズ、ガッシュベル、ドラゴンボール改、トリコと、幼児から中高生まで幅広く楽しめる作品が続いた。日朝アニメの流れは鬼太郎が作ったと言えなくもない。

 

そんなレジェンド作品のPPカード。末長く価値を持ち続けることだろう。

 

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