ひみつつうしんのカードダス自販機

90年代のカードダス、PPカード、バンプレストカード等を紹介するブログです。

ポケットモンスターアニメコレクション② カードダスリスト

まずは番号確認用の画像リストから。

46→47→48

49→50・・と72番まで並び

その後

MOVIE1→MOVIE2→MOVIE3

MOVIE4→MOVIE5・・

とMOVIE18まで並んでいる。

以上の通り、キラ6種、ノーマル39種の45種構成だ。この弾からMOVIEカードが追加され、以降は番号が把握しづらくなっている。

躍動感あるイラストが多く、画角も多彩。初映画という強力な武器を得て待望の発売であった。

ここで、待望、というところを補足しておこう。映画「ミュウツウの逆襲」は圧倒的な興行収入を獲得し、強気で商品展開できるドル箱作品だった。しかし、当時を生きる人なら知らない人はいないだろう。1997年から1998年にかけて、ポケモンは窮地に立たされていた。ポケモンショックである。

これが起きたのが1997年12月、ポケモンアニメは4ヶ月間の放送休止となる。アニメが再開されたのが1998年4月、劇場版の公開が1998年7月、よって正確な日取りは分からないが、パート2の発売はおそらく1998年の夏頃だろう。この放送期間のブランクがあったからこそ、パート2はTVシリーズと劇場版を同居させざるをえなかった。そうでなければパート2はテレビアニメのみ、パート3は丸ごとミュウツーの逆襲としても良かったと思う。

しかし驚くべきことに、パート2に内容を詰め込んだにも関わらず、1998年のうちにパート3、4まで発売されていく。これはドラゴンボールSDガンダムセーラームーンといった黄金期カードダスと同速度であり、ポケモンは名実ともに筆頭カードダスとなった。

なお、66は隠しキラであり、本記事では2枚目を載せてある。1枚目はトゲピーの卵をカスミが見つめるイラストだ。隠しキラの中では割と出現率が高いので美品を狙っていきたい。

次回はパート3を紹介しよう。

 

リストへ戻る👇

雑談・ショーケース関係

カードダス研究録

ポケモンアニメコレクション カードダス パート1 リスト

カード好きだけでなく、ポケモンオンリーコレクターの方もご覧になっているかもしれないので、当ブログの基本方針を述べておくと、カードを集める際に「オークションの画像が小さすぎて番号が分からない」「どの番号がどの弾なのかが分からない」といった点を解消し、集めやすくするための情報提供を行なっている。そのため「カード画像はイラストが確認できれば良いかな」くらいに思っているので、画像が小さい時もご理解を頂きたい。

 

では、まず番号確認用の画像リストから見ていこう。

カード番号は

1→2→3

4→5・・と並んでいる。

以上の通り、キラ6種、ノーマル39種と今までにない構成だ。長期展開され、金銀合わせて10弾以上続いた人気シリーズである。


パート1は1998年発売。角プリの流れを組む正統派カードダスだ。アニメ版に先駆け、ゲーム版カードダスとシールダスが販売され、十分に成功した上でのカード化である。

ただ、現在まで続く超人気カード、いわゆる「ポケカ」が以前から流通しており、購入層を二分した感はある。故にアニメコレクションは当時の筆頭カードダスでありながら、ドラゴンボールカードダス、SDガンダムセーラームーンといったカードダスに比べると流通数が少ない。それに対してファン数は世界規模であり、今となっては50〜100倍、物によってはそれ以上の金額で取引されている。

今作はパート1とあり、まさに原点と呼べる内容だ。今でもベストチームといえばサトシ、カスミ、タケシの3人と答える人も多いだろう。それら初期メンバーで構成されるパート1は見る人によっては涙さえ誘うかもしれない。特にNo.43.44.45を並べた時の可愛さは悶絶ものである。45は隠しキラになっており、剥がした時のイラストは持っている人だけのお楽しみだ。

今後パート8まで少しずつ紹介していこうと思う。

リストへ戻る👇

雑談・ショーケース関係

カードダス研究録

花より男子 カードダス リスト

まずは番号確認の画像リストから。

1→2→3

4→5・・・と並んでいる。

なお、最後の画像はシールでナンバリングがない。

以上の通り、ノーマル24種、シール6種の全30種だ。ずいぶん特殊な構成である。

ノーマル全てに金文字が施され、花柄の枠もエレガント。独特の高級感を放つ一方、アップと引きの落差があり、ここまで顔を拡大したカードも珍しい。F4の美しさと原作が持つギャグ要素をうまく同居させているように思う。

 

花より男子のアニメは、テレビ朝日の日曜朝8:30枠だ。1996年9月から1997年8月まで放映されている。この枠のアニメは多くがカードダス化されており、スーパービックリマン以降、GS美神、まじかるタルるートくんママレードボーイ、ご近所物語花より男子夢のクレヨン王国おジャ魔女どれみシリーズ、明日のナージャプリキュアシリーズと全てがカードダス化されている。

その中にあって、花より男子だけが際立って特殊なカード構成である。なぜここで勝負に出たのか。それは1996年がカードダスにとって重要な転換期であったからだ。

1995年、カードダスはドラゴンボールSDガンダムロックマンと相次いで復刻を行った。SDガンダム外伝は1000番に到達し、究極博も開催され、まさに絶好調であった。しかし翌1996年に危機を迎える。ドラゴンボールZの放映が終了したのだ。

GTがすぐに始まったものの、どれほど続く作品なのかは分からない。幽遊白書スラムダンクも終了し、稼げる作品が減っている。そんな状況の中、バンダイは驚くべき決断をする。SDガンダム外伝、セーラームーンロックマンを終わらせたのだ。つまり、1997年からは長寿作がドラゴンボールストリートファイターのみとなる。

1996年にもドラゴンボールの復刻が続いたが、これを1997年まで続けるのは無理があった。早急に新たな風を吹き込まないといけない。このような背景の中、ベンダー事業部の覚悟と試行錯誤が垣間見えるのが1996年のカードダスなのである。

現に1996・1997年には、ポケモンエヴァンゲリオン2弾、ストリートファイターⅢ&ZERO2、レッツ&ゴー3・4弾、サンリオメッセージカードダスといった特殊な構成、特殊なレアカードのシリーズが目立つ。

そして徐々に4枚100円と5枚100円が入り混じる形となり、TCGを思わせる薄型カードダスと、ワンピースビジュアルアドベンチャーのような従来型の要素を継承したカードダスの2通りに分かれることになる。

花より男子のカードダスは、この転換期に生み出された一輪の花である。以降、これと同じ全く同じ構成を持つカードは存在しない

 

では、最後に原作に目を向けて終わろう。花より男子はマーガレットの超人気作で、少女漫画とは何かと問われれば真っ先に名をあげる人もいるかと思う。国内外に多くのファンを持つこの作品、まだ読んだことがない方にもぜひ読んでほしい。ポジティブで真っ直ぐな気風に心洗われるはずだ。これらのレジェンド少女漫画も、カードダスの復刻や新規作成が望まれているに違いない。少女漫画は、男子の決め顔が多いだけにカード映えするのだ。バンダイさんの今後に期待である。

 

リストへ戻る👇

雑談・ショーケース関係

カードダス研究録

ハイパーヨーヨー カードダス パート2 リスト

まずは番号確認用の画像から。

43→44→45→46

47→48・・・と並んでいる。

以上の通り、オーソドックスなキラ6種、ノーマル36種、徹底してヨーヨー主軸の硬派なカードだ。42種中34種がヨーヨーのみ。キラのうち4種は切り離せるステッカータイプ。ラストにトッププレイヤーのカードが4枚用意されている。

この尖った構成ゆえ、現在の視点ではニッチな商品に思えるが、当時ハイパーヨーヨーの人気は半端ではなかった。パート1コンプ時にはその説明もしていきたいと思うが、今回はカードに焦点を当てて記載していこう。

カードダスパート1は1998年発売。名称は「ハイパーヨーヨー スーパーテクニック」だった。しかし同年に発売されたパート2にはスーパーテクニックの文言が無く、ハイパーヨーヨー パート2となっている。

カードダスのコンセプトは、情報の網羅である。今作はその王道を進んでおり、表には様々なハイパーヨーヨーが、裏には技名などが細かく記載されている。そもそもハイパーヨーヨー自体がコレクション性の高い商品だ。カードダスをファイリングすれば当時のハイパーヨーヨーを把握する重要な資料となる。

当時、バンダイコロコロコミックが本気の販促をかけており、コロコロコミックの付録としてオフィシャルトリック認定カード、オフィシャルトリック99認定カード、スピナーズ公式ライセンスカードが存在する。

また、ジャンボカードダス、THPマスターズコレクション、FACE OFF、DUNCANオフィシャルトリック認定カードと幅広く、シールやステッカーまで含めればその奥深さは果てしない。今作はその入口に立つ作品と言えよう。

 

リストへ戻る👇

雑談・ショーケース関係

カードダス研究録

ドラゴンボールを思い出す

昨日、鳥山明先生が亡くなったことを知り、悲しくて意識を閉じた。普通に過ごそうと思った。ドラゴンボールを読み返したり、カードダスを眺め直すのは止めておこうと思った。

しかし考えないようにしても、強烈に心動かされることで、昔のことを唐突に思い出すことがある。今日はこれを、鳥山先生が思い出させてくれたのだと思うことにする。時が経てばまた忘れてしまうかもしれないので、ブログに書き残して覚えておくようにする。

 

僕らの世代にとって、ドラゴンボールのない少年時代は考えられない。漫画、アニメはもちろん、筆箱や定規にはドラゴンボールが描いてあり、部屋の至る所にカードダスが散乱していて、友達と集まれば超武闘伝をプレイし、行くところ、目にするところ、あらゆる場所にドラゴンボールがあった。

そして友達付き合いの中、本気で後悔したり、ケンカしたことの多くがドラゴンボールに関係していたことを思い出した。

 

1つは小学校低学年のことだ。

登校班に、1つ上の先輩、アヅマ君がいた。彼が同年代の肩を殴り、体当たりする姿を見て、年下の自分は怯えざるを得なかった。アヅマくんは交友が広く、誰でも遊びに誘う。一方で同じ仲間とつるんでいる様子はなく、今思えば定着できる場所を見つけられずにいたのかもしれない。

ある日、そんなアヅマ君がうちに来た。そんなに話したこともないのに、たった一人で遊びに来た。アヅマ君は「良いもの見せてやる」と言い、ポケットからカードダスを出した。ドラゴンボールのスーパーバトルの221番だ。この頃、自分は従兄に触発されてカードダスの虜になっていた。同年代の中では多くカードダスを所有しており、アヅマくんはそれをどこかで聞いたのだろう。

この時の自分は、スーパーバトルをまだ知らなかった。集めていたのはSDガンダム外伝で、ドラゴンボールの本弾は知っていても買ったことがない。本弾さえ未知のまま、スーパーバトルのカードダスを見せられた瞬間だった。

「めくれるんだぜ」とアヅマ君は言った。221番とはWキラである。1枚目のキラをめくると、もう1枚キラが出てくるのだ。自分は物欲しそうな顔をしていたのだと思う。「俺もまだめくってないんだ。めくって良いよ」そんな感じのことを輝く目で言われた。「全部めくったら戻らなくなるから、半分までな」アヅマ君はそう言ってカードを渡してくれた。そしてめくった絵を見て、二人で興奮したのである。

ここまでは最高だった。怖いと思っていたアヅマ君は良いアニキだったのだ。ただ、彼はこんなことを言い出した。これからサッカーをするから一回帰るけど、また来るよと。そしてサッカーをしている間、ポケットに入れておくとぐちゃぐちゃになるから、カードをうちに置いておいてほしいと。「全部めくるなよ?元に戻らなくなるから」そう言ってアヅマ君はカードを起き、家を出ていった。

ここまで話せば、もうお分かりだろう。自分はこのカードを最後までめくってしまったのだ。ヘルマン・ヘッセの少年の日の思い出のようなものだ。幼い自分はめくりたい衝動に抗えなかった。めくった瞬間の、カード全体が見えた時の衝撃は半端ではなかった。そして興奮と同時に激しい後悔が襲ってきた。戻そうにも、どうしてもずれてしまう。初めの状態を復元することは到底出来そうになかった。

数時間後、アヅマ君が戻ってきた。アヅマ君はカードを見て「はがした?」と言った。自分は確か、何も言えずにいたと思う。彼は「怒らないから本当のことを言って」と言った。自分は何度か頷いて「ごめん、はがしちゃった。どうしても見たくて」と、こんな言い方をした気がする。ぶたれると思っていたからずっと下を向いていた。

アヅマ君は「何ではがすのかなぁ」と言った。小学4年生、怒ってもよい年齢だ。しかし彼は怒らなかった。「仕方ない」とまで言ってくれた。その後に何を言われたのかは覚えていないが、乱暴者の小学生が大切なものを勝手にされたのに、声を荒げず許したのだ。アヅマ君は立派なアニキだった。顔を上げずにいた自分には、その時の彼がどんな顔をしていたのかが分からない。自分の方と言えば、おそらく泣いていたんだと思う。慰められた記憶だけが漠然とある。しかし悲しすぎて、どう慰められたのか、どう謝ったのか、その先にした会話の内容は何一つ記憶に残っていない。幼い日の後悔の記憶である。

 

2つ目は、小学校高学年のことだ。小遣いの量も増え、数年積み重ねたキラカードコレクションはファイル1冊分になっていた。市販のアルバムに幾つかのキラを貼ったオリジナルのファイルを作り、気に入った順にカードを入れて、そろそろ2冊目を作ろうかという頃だった。

コレクションも3・4年と続けば、どのようにカードが出るのかも段々分かってくる。カードダス100は4セットに1枚キラが出るので、引きに行くなら400円は持っていかないと勿体ない。このことは仲間内でも常識化していた。

ある日、いつものように400円が貯まると、それを握りしめて駄菓子屋に向かった。ドラゴンボールの新弾、初の悟飯編カードダスが発売されていた。早速回すも300円まではキラが出ない。そして、仕方なく最後の100円を入れようとしたその時、「次、オレの番ね」と100円を入れられた。友人のH君である。次でキラ確定なのは横にいた彼も分かっていたはずで、分かった上で入れられたのだ。あまりに突然で防ぎようもなく、H君はそのままハンドルを回してカードを引いた。この、大人だったらどうでも良いことが逆鱗に触れ「お前それずるだろ!」とマジで大声を出してしまった。キラが引けなかったことではなく、コケにされたことに怒り狂ったのだ。

H君とは幼馴染で、ケンカしたことも少なくはない。超武闘伝で同キャラ対戦のコマンドが分かるまでは、お互いの持ちキャラが悟飯だったため、交代で悟飯を使う約束でいた。しかし盛り上がってくると、H君はキャラを変えずにずっと使い続けることがあった。それに怒った自分は投げ嵌めをして勝ち続け、H君がキレて泣く。こんな具合だ。ただ、ケンカと言っても彼がキレるまでは我を通し、泣き始めたら謝るような感じで、最後までケンカしきったことはない。自分は学校の先生からは感情表現が少ないと評されていたし、ケンカに発展する相手もH君以外にはいない。大人しい生徒だったのである。

ただ、この時ばかりは自分でも驚くほどキレてしまった。彼がカードを確かめる前に、その束を奪って100円を渡した。彼は彼で唐突なことに呆然としていた。「俺が引くはずだっただろ!」こんな感じの捨て台詞だったと思う。彼を置いて勢いよく駄菓子屋を走り去った。当然、H君は追いかけてきた。「ざっけんな!ずるだろ!」と彼は叫んだ。しかしH君は足が遅い。自分は余裕で差をつけて、走りながらカードの束を開けた。シンとキビトのキラだ。そこまで欲しいカードでもなかった。でかい泣き声が聞こえた。振り返るとH君はもう走るのをやめて「ふざけんな」と繰り返しながら大声で泣いていた。くそったれと思ったのが正直なところだ。高学年になって、物分かりも良くなっていた自分は、これだけは我慢できないと感じて行動に移しながらも、いざ彼が泣いている姿を目にしたら許さなければならないと思ってしまったのだ。「悪かったよ、ごめん。返すよ」こんな感じで彼の背中をさすった気がする。彼は泣きながら無言で家に帰った。自分はこの気持ちをどうすれば良いのか分からなかった。

家に帰ると、母が台所で夕食の準備をしていた。自分は、起きたことをそのままに告げた。300円回したら、次は必ずキラが出ること。必ずキラが出る場面を狙って100円を入れられたこと。あいつはずるいんだ、ずるいのに泣いて、許さないと自分がひどい奴みたいになっちゃった、それで許しちゃった自分も何か嫌な気がする。とにかく思うことをひたすら喋った。元々、親に泣き言を言うことが極端に少なかった自分は、言っているうちに恥ずかしくなり、きちんとカードを返したんなら偉いと言われた気もするが、早々に2階の部屋に駆け上がった。自分の部屋には、今まで集めた沢山のカードがある。そのカードを幾つか折り曲げた。カードが欲しかった訳じゃない。カードなんてと思いながら握りつぶした。ドラゴンボールのカードダスは、その怒りを全部受け止めてくれた。その日はもう布団にもぐって、しくしくと泣いた。泣いている自分の枕元にはくしゃくしゃに丸められたカードダスがあった。そのカードにごめんと念じながら夜まで泣いた。

 

この2つの記憶を、なんだか唐突に思い出した1日だった。どちらも強く心が動いた出来事だったので、鮮烈に浮かんできた。そんな強烈な記憶でも、大人になって忙しく過ごしていると記憶の隅にやってしまうものらしい。他にも忘れていたことが沢山あって、その多くを思い出した。

物静かだった子供の自分が、大声を出したり、ワクワクしたり、怒ったり泣いたりした、その数少ない出来事の多くがドラゴンボールに関係している。これは、明るくて、ふざけていて、突拍子もなくて、そんな鳥山先生が作り上げた世界が、小学生の世界とどこかリンクしているからに違いない。だってドラゴンボールの戦闘って、個人的な気持ちをぶつけ合ってケンカしているだろう。そこが他のバトル漫画と大きく違うところだ。小学生のケンカの超規模の大きいバージョン、それがドラゴンボールだと思う。だからドラゴンボールは、小学生にとってケンカのお手本なのだ。

ケンカ以外にも、どうやったら感情を表に出せるのか、怒れるのか、悲しめるのか、喜べるのか、ドラゴンボールを読むとそれが自然と伝わってくる。そして、成長の過程で感情の出し方が分からなくなる小学生が、実は一杯いることを自分は知っている。あの時、自分が大声で怒れたのは、きっと鳥山先生のおかげなんだ。

もしこの作品に出会えていなければ、怒りは相手を無視したり、陥れたり、そういうウジウジした感じで発現したっておかしくはなかった。面と向かって「舐めるなよ」って言える人間にならなかったかもしれない。

いまだに友達の作り方は、悟空がクリリンに接するそれだと思っているし、子供への叱り方は、亀仙人のじっちゃんが悟空たちに接するそれだと思っている。この作品にどれだけ人格形成を助けられたのか、生活の間近にあった作品だけに計り知れないものがある。

こうして子供の頃を思い出した今、訃報の悲しさは不思議と薄れている。感謝の心が、悲しみを上回るほどに大きい。それに自分にとっての先生は、ドラゴンボールの世界そのものだし、今ごろ輪っかをつけて天界から見下ろしているような気もする。大人の自分はそんなことはないと言っているけど、子供の自分はそう思っている。そして鳥山先生に関することは、子供の自分の方がきっと正しい。だから哀悼や冥福といった大人らしい言葉は使わずに、ありがとう先生、ドラゴンボールが大好きだとだけ伝えたい。

最後に、先生の素晴らしいイラストとカードダスを融合させた作品『ビジュアルアドベンチャー』を紹介してこの記事を締め括りたい。この先も鳥山先生の絵は多くの人々を魅了し、世界中を飛び回っていくだろう。

ミュータントタートルズ レンチキュラーカード リスト

まずは番号確認の画像リストから。

1→2→3

4→5・・・と並んでいる。

なお、レンチキュラー仕様であり、画像3・4は改めてNo.1から別角度で撮った写真だ。

以上の通りの10種だが、これでコンプかは自信がない。パッケージを見たことがないからだ。よって商品名もはっきりしない。日本でこのタイプのカードを連発していたのはカバヤだが、ロゴが見られず謎のまま。これほど重厚なカードが他の玩具とセットとは考えにくく、おそらくカードメインの商品だろう。長年かけてこの10種しか見たことがなく、他のコレクターさんが出している情報も軒並み10種。これでコンプなのかもしれない。

 

作品の性質上、姿形を変えられるレンチキュラーとの相性は抜群だ。1人1人のパワーが1000前後で、力を合わせると5000まで上がる構成にも胸が熱くなる。シンプルな力強さを持つ良カードと言えよう。

 

リストへ戻る👇

雑談・ショーケース関係

カードダス研究録

カードダス研究録

未コンプのカードはこちらのページにまとめていきます。

カードダスと名はついているけど、情報がないものの大半はバンダイ以外。

多岐に渡るカードを扱っていくと思います。