中途半端にパート2からの紹介となってしまったが、デジモンカードの割と複雑な構成に1度触れておきたい。初めに言っておくと、今回は長くなる。ちなみにだいぶアバウトなので、間違えに気づいた方はどうか教えてほしい。
デジタルモンスターは1997年に登場した携帯ゲームだ。たまごっち的な育成ゲームで、ver1からver5まで発売された後、1998年に後継のペンデュラムが発売された。その後も後継機が続く中、1999年1月にはゲーム「デジモンワールド」、1999年3月にはTVアニメ「デジモンアドベンチャー」が発表され、このアニメが完全に火をつけた。デジモンは今もカード化の続く超人気シリーズであり、コレクションに生涯をかけられるだけの量がある。むろんレアカードはしっかりと高い。
怒られるくらい大雑把な分け方をすると
①カードダス
②旧カードゲーム(カードダスEX)
③カードゲームα
④現行のカードゲーム
である。バンダイからシールも発売され、ゲーム機排出のものもある。マルミヤや森永にも商品があるが、とりあえず回を分けてこれら4点だけ説明していきたい。
はじめに発売されたのが、1998年のカードダスだ。デジタルモンスターver1からver5に加え、当時最新のデジモンペンデュラムから収録。なんと初弾にして96種というとんでも構成である。しかも数値違いまで用意され、人気シリーズを作らんとするバンダイの気合いが伺えよう。
デジモンはポケモン卒年代を狙った作品で、キャラクターはどことなくダークな雰囲気を持ち、格好良くて可愛い。この方向性はアニメ化前から存分に刺さっていた筈で、バンダイ側の売りたい意図もあったと思うが、カードダスがパート3まで続いている以上、やはり売上が立っていたに違いない
続くカードダスパート3では、デジモンペンデュラム3のナイトメアソルジャーズが収録されている。しかしパート4までは続かなかった。アニメ化が起きたからである。
さて、長くなりすぎると良くないので、続きは次のブログ、デジモンアドベンチャーパート3でお話ししよう。