サンリオキャラクターカードから7年かけての1996年発売。裏面にメッセージが書けるようになっており、前作のコンセプトを引き継いでいる点が素晴らしい。
この時期のカードダスらしく、1枚1枚が厚めでしっかりしている。本記事では色別にまとめているが、作品ごとに分けると3作8枚ずつの構成だ。この手のキャラクターカードはキャラを大きく配置する場合が多いが、今作は全体を写すイラスト構成で絵本の挿絵のような印象も受ける。
シールを剥がすと足元が見切れたりと、バツ丸だけは枠に拘らない元気さを見せている。これもまた製作者の愛情表現なのだろう。総合して幸せな印象に溢れる良カードだ。