まずは番号確認用の画像リストから。
1→2→3→4
5→6・・・と並んでいる。
STAND CARD1〜9
VIRUS CARD1〜3
VIRUSは複雑な作品で、元々はハドソンが発売元のセガサターンゲームである。ゲーム発売後、ユナイト双児氏による漫画「VIRUS ‐ウイルスバスター・サージ‐」が連載され、それを大張正己氏がアニメ化した。ただし漫画とアニメは先行したゲームと内容が異なり、アニメを題材にPlayStationソフトも作られた。こうした流れのため、世に出回る2つのゲームはシリーズ物ではなく別種のものだと思って良い。
このカードは、そんなバラバラしたVIRUSワールドを一つにまとめたすごいカードだ。全57枚の中にセガサターンゲーム、アニメ、漫画、3種のイラストが起用されている。
ちなみにこのアニメ、大張正己氏のTVシリーズ初監督作品である。画集『G-one-』では劇場版の監督を務めた『餓狼伝説-THE MOTION PICTURE-』でなく『VIRUS ‐ウイルスバスター・サージ‐』が表紙を飾っている。
大張正己氏と言えばロボットアニメを中心に、お茶の間の子供たちにとっては神とも呼べる存在である。さらに餓狼伝説やゴーカイザーで悩める中高生に良質なエロスを提供。やはり神である。ユナイト双児氏はばんがいち等で活躍しており、これまたエロスの伝道師である。さすがに子供向けのPPカード化は許されず、パック売りのトレーディングカードとなった。今でも袋が手に入れやすいので美品でコンプして欲しい。