ひみつつうしんのカードダス自販機

90年代のカードダス、PPカード、バンプレストカード等を紹介するブログです。

よもやま話

カードダスにまつわる話。

もしくは全く関係ない話。

つらつらと書き綴る自分自身のための忘備録。

●雑談

 

●ショーケース

 

ドラえもん カードダスリスト

まずは番号確認用の画像リストから。

1→2→3→4

5→6・・・と並んでいる。

以上の通り、キラ6種、ノーマル36種の構成だ。キラには扇プリズムを採用し、映画と同年の1994年に発売された。裏面にはクイズがあり、擦ると答えが出てくるギミック付きのカードとなっている。

 

ドラえもんは圧倒的知名度の国民的アニメだが、90年代のカードダスはこの1種のみである。カードダスと検索するとたくさん表示されるが、よく見るとバンプレだったり、カルビーだったり、ニッスイだったりする。エポックからはバーコードバトラー、アマダからはP.Pカードが発売された。他にもドラえもんカード・シールは多岐に渡り、最強のブランド力を持つドラえもんはコラボ先に事欠かない。故にそれぞれから発売される種類は必然的に少なくなるのだ。

 

さて、カードダスに話を戻そう。こちらは映画「のび太の夢幻三剣士」とTVシリーズの「ドラえもん」両方のイラストを起用している。夢幻三剣士は、ドラえもん映画の中でも特にシリアス展開で敵役が怖い。これがカードとして見栄えが良く、他の子供向けカードではやりそうにない敵役だけのカードも作られている。

 

この尖った印象を持つ夢幻三剣士と、通常のテレビシリーズを同居させるのは一見無茶に思える。しかし、バンダイはカードの端を黒くすることで、カードダスサイズでありながら見た目により丸みを持たせることに成功した。このシンプルで秀逸な工夫によって、二つの世界観が一つにまとまっている。

 

1作のみながら、他のカードにはない独特の魅力を持つこのカードダス。バンダイのプロの仕事が光る逸品である。

 

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スーパー戦隊倶楽部 バンプレスト カードリスト

まずは番号確認用の画像リストから。

1→2→3

4→5・・と並んでいる。

以上の通り、バンプレストに頻出のキラ6種、ノーマル18種構成だ。

こちらのカードは1991年発売。オール集合絵であり、既にシリーズ化されていたウルトラマン倶楽部、同年発売の仮面ライダー倶楽部とは明確に差別化されている。アニメの1シーンをカード化するのでなければ、単キャラカードか、2キャラのバトル絵カードが多いバンプレスト。このカードはその中で特に異彩を放つ存在であったが、惜しくも1弾で終了してしまった。(箱にはパート1と記載があったのだ)

ウルトラマン倶楽部や仮面ライダー倶楽部は、ファミコンソフトが発売されていたことも大きいだろう。スーパー戦隊はその人数故に、バトル大相撲ではロボのみが参戦。続くバトルサッカーやザグレイトバトルなどにも入れづらい問題があった。それだけにカードのシリーズ化は売上が予測し辛かったのかもしれない。これだけ可愛いSD絵が描かれていただけに、大変惜しく思う。ガチャの方は多弾展開されていたので、気になる方はチェックしてみると良いだろう。

単キャラか集合絵かは好みが分かれると思うが、個人的にこの狭いスペースにぎっしり詰められた感はとても好ましい。配置が変わる裏面も可愛らしいので集める際はぜひ見てみて欲しい。

 

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ひみつのアッコちゃん カードダス リスト

まずは番号確認用の画像リストから。

1→2→3→4

5→6・・・と並んでいる。

以上の通り、キラ3種類、ノーマル18種類のコンパクトな構成だ。1998年発売。角プリシールタイプの古き良き仕様である。

ひみつのアッコちゃんは1969年に第1作、1988年に第2作が放映されている。19年の時を超えて作られた第2作は、親子2世代で楽しめる良アニメであった。

商業的成功も大きく、2代目コンパクトは89年の発売ながら今でも手に入りやすいという驚愕の流通量となった。幼い頃、テクマクマヤコンを唱えたお母ちゃんが、娘に買ってやらない訳はないのだ。

そして1998年、第3作が作られる。しかしこちらは商業的に失敗したと言われている。第2作から10年後。3世代を狙うには早く、姉妹を狙うには遅く、タイミングが半端だったのだろう。今作はその第3作をカード化したものである。

個人的には、カードダスでも失敗をおかしているように思う。セリフがないのだ。テンポが良く賑やかで、キャラクターの声ありきの作品だ。各キャラの特徴的なセリフを何としてでも入れるべきだった。

ただし誤解のないよう言っておくと、3期アニメは名作である。ED曲、ニッポン晴れだよ!アッコちゃんも赤塚の風を感じる良曲。比較対象が偉大すぎるだけなのだ。

なお、ひみつのアッコちゃん第2作はカードダス化されていない。バンダイが初期から女子需要を狙っていたら、時期的にもアッコちゃんが第一候補だっただろう。その代わり、バンプレスト魔法使いサリー魔法少女ララベルひみつのアッコちゃんの3作を1つにまとめた、とあるカードの制作を模索していた。このカードは一般流通せずプロモーションのみとなり、幻のカードの1つと化している。もしお持ちの方がいたら然るべき方法での保存をお勧めしたい。

 
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バッドばつ丸 カードダスW リスト

まずは番号確認用の画像リストから。

1→2→3

4→5・・・と並んでいる。

以上の通り、キラ3種とノーマル18種の全21種類。台紙も含めて22種と考えても良いだろう。キラは普通のカードダス、ノーマルはカードダスWと一風変わった商品だ。

 

カードダスWとは、シールを剥がすとクリアカードになるギミック付きのカードダスだ。作品によってどちらが表面かが異なり、バッドばつ丸は剥がせる方が表である。同作に加え、ドラゴンボールのビジュアルアドベンチャーSP、セーラームーンR・S、元祖SDガンダム2種が販売された。元祖SDガンダムの1作目が最も早いカードダスWだが、このカードは1990年と余りに早く、カードダスWと呼ばれていたのかも定かではない。ガンダムコレクターの中でも長年謎とされている商品のため、販売地区や台紙の有無など、情報をお持ちの方が居たら是非とも教えて頂きたい。

 

さて肝心のバッドバツ丸だが、こちらも通常のカードダス同様、自販機で売られていたようだ。4枚+台紙で1セット。1箱40セット入り。その中にキラは10枚入っている。100のロング箱も存在するが、20は見たことがない。台紙の出現率が異常に低く、一時期箱だけがどんどん出回った。そのため物資的な流通数の割に情報量が少ないカードである。

 

筆者は当時、地元でカードダスWの自販機を1つも目にしたことがなかった。ばつ丸だけではない。割と足繁く通った方だと思うが、ドラゴンボールセーラームーンも出会うことがなかった。研究にあたってはカードダス最難関と言えるシリーズ、それがカードダスWである。

 

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マクロスシリーズ ジャンボカードダス E-GRAPHICS CARD リスト

まずは番号確認用の画像リストから。

1→2→3→4

5→6・・・と並んでいる。

なお、1.2.3番が箔押しでこれらは出にくい。

また最後に写っているのは台紙である。

以上の通り、箔押し3種、ノーマル12種の構成。マクロスマクロスⅡ、マクロス7マクロスダイナマイト7を収録し、全カードに美樹本晴彦氏のイラストが使われている。

ジャンボカードダスE-GRAPHICS CARDは表をコーティングしてあり、通常のジャンボカードダスよりだいぶ分厚い。そして裏から中央のイラストを取り外すことができる。このイラストはポストカードとして使用できる。何という驚くべきカードなのか。

E-GRAPHICSでは他にも仮面ライダーウルトラマン機動戦士ガンダムファイナルファンタジーⅦに加え、∀ガンダム機動戦艦ナデシコ彼氏彼女の事情まもって守護月天など未カードダス化の作品も扱われている。

また画像の通り、台紙がカードと同型である。カード、台紙ともにA4の2ポケットリフィルにギリギリ入るA5サイズであり、台紙も含めて偶数化できる点がコレクターに優しい。それなりに集めやすくもあるので美品を目指したいカードだ。

 

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鉄拳2 オオサト スーパーアクションカード リスト

まずは番号確認用の画像リストから。

1→2→3→4

5→6・・・と並んでいる。

 

ユニオンアリーナも好調な鉄拳7だが、今日は大きく時代を遡り、鉄拳2スーパーアクションカードを紹介しよう。

発売年は不明だが、鉄拳2が1995年稼働なのでその辺りだろう。これがOhsato名義では最後の吊るし売りカードかもしれない。

構成はオーソドックスなキラ8種類、ノーマル25種類である。人気キャラ、カズヤのキラ化は避けられず、マーシャル・ロウ、ジャック2、雷武龍はデフォルトキャラながらノーマル落ちとなった。集合絵のない徹底した単キャラカードの今作。その無機質さ、シンプルで飾り気のない背景枠、全体的に醸し出す雰囲気がまさにあの頃のポリゴンゲームである。

なお、表面の数値と裏面のジャンケンによる加点でバトルができる。三島親子の数値が突き出ているのがあまりにも鉄拳。シンプルで力強い良カードだ。

 
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